第202回「厳しい大学入試の中で、MEP生が姉弟東大合格!」

今春の大学入試は、
文科省による規制を受けて、
大規模私立大学が
合格者数を絞り込んだ影響で、
これまでの経験則が通用しない事態と
なりました。

直前の模擬試験でA判定だった生徒が
次々に不合格になったのです。

原因は、
文科省が2016年から行っている
「定員管理の厳格化」です。

大都市圏に大学生が
集中するのを防ぐため、
大学が基準以上の入学者を
受け入れると、
国からの私学助成金がゼロになるのです。

東京都内の私立高一貫校では、
一般入試を受けた生徒の約13%が、
直近の模試でA判定となった大学で
不合格になったそうです。
こんな厳しい状況の中で、
ヘーグルのMEP卒業生は
素晴らしい結果を残しました。

MEPから御三家中学に進学し
高校を卒業したK君は、
東京大学文科Ⅰ類に合格しました。

MEPでの中学受験の勉強量は、
受験生の中ではそう多い方では
ありませんでした。

勉強もしっかりやりましたが、
友達ともたくさん遊び、
近所の友達はK君が中学受験をするとは
思ってもみなかったそうです。

K君は、勉強をやりすぎるという状態で
中学に入学したわけではなかったので、
中高では勉強することが楽しかったと
言います。

K君の成績は、尻上がり的に伸び、
駿台東大模試では全国2位という成績を
修めました。

中高を通じてサッカー部に所属し、
塾に通う時間はなかったと言います。

但し、英語の単科塾だけは
通ったそうです。

本人曰く、集中力と記憶力については
絶対的な自信があると言います。

ほかの人が5時間かかる勉強を
2時間くらいで出来ると言い、
高効率学習の力も
身に着けているそうです。
同じ中学に入った友達は、入学する前、
大手進学塾の志望校別対策模試で
トップを修め意気揚々と入学してきたと
言います。

しかし、中学受験の時、
親や先生の干渉が酷く、
勉強をしすぎたために
勉強嫌いになってしまって、
入学してからは
ゲームばかりしていたそうです。

次第に成績も落ち、
一浪して日大に入学したそうです。

お父さん、お母さんは、
大学入試に早くから備えさせようと
東大入試対策で有名なT会にも
中1の時から通わせて
とにかく勉強させる環境は
作ったのだそうですが……。
幼少期から小学生期において
大事なことは、
きちんと『素地力』を身につけさせ、
過干渉になって勉強を追い込むのではなく、
余裕をもって勉強する姿勢を保ち、
自分のやりたいこと
(スポーツなど)をさせ、
学園生活を完全燃焼させてやることが
大切です。

K君のお姉さんも
MEPから同じような環境で
東京大学理科Ⅰ類に進学しました。

二人ともお母さんから
「勉強しなさい」と言われたことが
なかったと言います。

お母さん手作りのご飯を
できるだけ家族で一緒に食べ、
いろいろな話をしながら
楽しいひと時を
大切にしていたそうです。

基本的に、
食事の時間と睡眠の時間は
削らなかったと言います。

また、目訓などの右脳訓練や
右脳カード記憶などの
基本トレーニングは、
小6修了までほぼ毎日していたと
いうことです。
ヘーグルできちんと成果を上げている
OB・OGに共通しているのは、
ヘーグルで指導している取り組みを
日々続けているということです。

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