第81回「子どもの受験で親がすべき注意点」

子どもたちには、自立する、自分で考えるための、

しっかりしたサポートが不可欠です。

子どもを自立に導くメソッドでは、

1.生きる上で大切なことを教え

2.自分で生きていく力=『総合基本力』を身につけさせ

3.自分がやりたいことをやらせる

という3つが基本となります。

中でも、3番目の自分がやりたいことをやらせる、

ということが大変重要です。

せっかく志望大学に合格したのに、入学してみると、

自分のやりたいことがみつからない、という学生が増えています。

これは、やりたいことを完全燃焼したという経験を持たずに、

偏差値との比較で進路を決めてしまったことが原因です。

同じように大学院へ進んでしまう学生も少なくなく、

ある国立大学の先生は嘆いています。

このような悲劇は、大学の先生にとっても深刻な問題です。

共に研究をしようと思ったのに、肩透かしを食らうわけですから。

小学校、中学校受験でも同じです。

「もうみんな受験に向かって走っていますよ」

と周りに言われると、

焦って走り出してしまいがちですが、

親は、子どもに勉強・受験させる上で何が一番大事だろうか?

ということを考えなければなりません。

有名校に合格させることばかりに気を取られると、

大変な落とし穴が待っています。

もっと貴重でかけがえのないことがあります。

それは、どういうプロセスで合格するのか、ということです。

どんな気持ちで、何を求めて、

どれだけ自分の目標を達成できたのか、

ということが、子どもの成長にとって重要なのです。

子どもたちには、その子にしかない個性があります。

高い学力を持っていても、あえて地元の公立校に進学し、

中学までは自分のやりたいことを存分にやって、

その間に『総合基本力』を高め、高校・大学としっかりと

自分の進む道を選択していく、というルートもあるのです。

『総合基本力』が身についた子どもは、

自分の目標が定まったとき、絶大なる力を発揮します。

その力に対する確信も本人がきちんと

持ち合わせているので、自信に満ちあふれています。

そんな子ども自身の中には、ストーリーがあります。

親は、そのストーリーを信じてあげればいいのです。

ヘーグルの小学校受験・中学校受験のコースでは、

これを踏まえたうえで、心と能力の成長を目標とした

メソッドを実践しています。

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