第114回「理想の中学受験のカタチとは?①」

サッカーや野球のチームに所属して、練習に熱中している子や、

音楽やダンスに熱中している子。

小学生のうちから何かに熱中できるのはとても良いことですし、

好きなことを思いっきりやらせてあげるのは、

その子の心の成長に大きなプラスになりますから、

応援してあげたいですね。

そんな子どもたちが、中学受験を意識し始める

4年生くらいになると、急に習い事を止めて

塾に通い始めるようになります。

もしその子が、サッカーや音楽はもういいや、というように

やり遂げた状態になり、今度は勉強に熱中する、というなら

どんどん勉強させてあげればいいと思いますが、

そういう子はきっと少ないですよね。

ほとんどの子は、

「できればサッカーも続けたいけど受験だから仕方ない。」

と思っている、あるいは

思い込まされているのではないでしょうか。

塾通いが始まると、

通常は授業と宿題に追われる日々が続きます。

あるお母さまがおっしゃっていました。

「塾に入れば、みんなお任せできると思っていたし、

初めはそのように塾側も言っていたのに、

入って3カ月も経つと状況は一変。

漢字や計算から始まって、日々のドリルや宿題の後始末は

お母さんの役目になってしまう。

成績が振るわないと、塾から電話がかかってきて、

『とにかく家で勉強をやらせてくれ』の一点張り。

塾に入れれば、楽になると思ったのに、

逆に日々子どもに家庭学習をやらせなければ

ならない日々にうんざりします」と。

結局、週3~4日塾の授業があり、授業がない日は、

ほぼ家に缶詰状態で宿題をやらなければ間に合わない状態に

なっているそうです。

そして、それに拍車をかけるのが毎週の週礼テスト。

毎週の結果に悲喜こもごも。

成績が良ければまだいいのですが、

成績が悪ければ、家族中が暗くなる。

その影響は妹、弟にも及び、

せっかくの日曜日もお出かけなしで家庭学習のみで一日が終了。

激動・激変という言葉がよく当てはまるこれからの時代に、

どのような環境が子どもの脳力を一番伸ばすことができるのか?

理想の中学受験のカタチってどんなカタチ?

そんな素朴な疑問について、

これから様々な角度から考えていきましょう。

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