第163回「自学自習できる力を育てることの大切さ」

最近、
「自学自習」という言葉を
よく聞きます。

「自学自習」という言葉を使うのは
容易いことですが、
「本当の自学自習」というのは、
なかなか難しいものです。
それは、

・子どもが自学自習できる素地力を、
 あらかじめ身につけていなければ
 ならない

・自学自習できる学習習慣を
 持っていなければならない

・自学自習できるほどに、
 精神的に成長していなくては
 ならない

という条件が満たされて、
はじめて言えることなのです。
そのような力がない状態で
勉強を始めても、結局は

・先生の指示を待ち、
 教えてくれるまで動かない

・先生の管理下のもとに置かなければ、
 十分な学習が進められない

といった状態になるばかりです。
今の受験は、
いかに子どもを
厳重な管理下に置くかが
最大のテーマとなっています。

それでは、
真の自学自習の習慣を持った
子どもを育てることはできません。

厳しい管理下に置かれ、
やりたいこともやらせてもらえずに、
ひたすら勉強をさせられた子どもが
思春期を迎えたらどうなるでしょう?

一度、
燃え尽き症候群の仲間入りをしたら、
そのあと修復できますか?
親は、
今の子どもの世界を知らなさ過ぎます。

中高生の環境は、
私たちが育った頃の環境とは、
まるで違います。

子どもの背中には、
非行の誘惑がぴったりと
くっついています。

その窓口は、
友達、携帯電話、パソコンなど、
身近にあふれています。

親はどうしても、
子どもはいつまでも子ども(=小学生)
だと思ってしまいがちです。

でも、いつか反抗期を迎え、
親離れし、巣立っていくのです。

巣立ってもらわなければ困るのです。

巣立つときに、
たくましく生きていけるように
してあげるのが親の役目です。

管理、管理で追いまくるよりも、
子どもにある程度の自由裁量を与え、
大きな枠の中で
子どもを引っ張っていくやり方は
どうでしょう。

実は、
子どもを精神的に成長させながら、
強制することなく
受験に対応させる方法を
MEPは確立しているのです。

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